残らない私の中身 ひとり
どうにもならなかったな 北の冬の海は凛としていた 空気が澄んでいて張りつめていて 水の中にいるようだった
どうしたらいいかなあ。どうしたらいいのかなあ。
誰にも触れないように気をつけていた 誰にも触れないよう
雨が降っていた ぽつりぽつりと雨音に合わせて歩を進め、やがて三叉路へ 誰も居ないから選べない 三叉路へ
ずっとここに居たしずっとここに居る
もうやめてしまおうっていつもおもっている
遠くになりたい
あなたと二つ
いつか愛を
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